勝 負 に 勝 つ 心 構 え

                
             アサヒ企画 代表取締役 矢田 真実

  7年連続優勝の偉業達成! 
  日本には各界、特にスポーツで素晴らしい記録保持者がたくさんいます。
  剣豪中野さんは剣道では兵庫県の年齢別選手権で7年連続優勝の偉業を
 達成した記録保持者です。
  当社の関連のNPOから「勝負に強くなる」ための剣道の本「修行の極意書」
 剣豪中野著を出版しました。これを読めば子供や中級者の指導法のコツが分
 かります。
  主として剣道に関する勝負の内容ですが、スポーツ選手、特に野球やゴルフ
 の選手の勝負の参考になります。また、人が生きるために必要な指針を示した
 「気要禅」には人として守るべき道徳などが記載され、自分を高めるための善行
 を著述しています。
  上記の詳細については「育心共済会」のホームページを検索してください。



    勝負について            剣豪中野 
  
    
人生は勝者と敗者に別れるなら勝者になりたいですね。勝者でなくても棺桶
   に入る時に、心から泣いてくれる人が多いことも、人として立派だった証です。
    試合に勝つことや人前で動じないためには、場慣れが大切ですが、それには
   繰り返し努力することです。成功するには我慢強く繰り返して完璧になることです。
    特に個人の試合は勝負を諦めずに、自分を信じて粘ることです。
    試合に強くなるには試合をして慣れることが一番ですので、若い人には試合に
   出るように薦めます。試合慣れも勝負に強くなる秘訣なのです。




    
7段に合格する法とは!

    
私は月曜(王子)と木曜(大倉山)の夜7時からの連盟の合同稽古でみなさんを
   指導しております。3人の
6段の先生を指導しましたが全員7段に合格しました。
   
 彼らは稽古熱心で素質がありましたが、私は下記のことを彼らに教えました。


     下記の事項は3人の先生に指導した主な課題です。



      ○ 人一倍稽古すること

      〇 相手の打ちを首だけで避けない

      〇 立派な稽古をすること
         
      ○ 稽古で強い人にかかること

      〇 当てにいかず正しい姿勢で打つ 
         
     
     注: 高段者になっても相手が面を打ってきた時に、首を曲げて逃げる
        方がいますが、風格、品格に欠けるし見苦しいと思います。
  
    連盟の合同稽古会で私と稽古をして、見事7段を合格した方は奥川先生、中島先生
    と平野先生の3人ですが、私と稽古して剣道が上達しました(彼らの意見です)。
     どなたでも6段、7段の先生は是非、一度連盟の稽古にご参加ください。




    

   勝負にこだわる    本物を目指せ!

 試合で「あがらない」法は場慣れと不動心です。
  場慣れや不動心は「気要禅」で学べます。
 有効打突にするには
  
力の抜くところを考え、強弱の打突が大切ですが、打突時には気合を込め
  て、大声と剣と身体が一つになる気剣体の一致が必要です。

 
剣道を真剣に学ぶなら・・・
  
剣道は素振りが一番です。毎日欠かさずに素振りをしよう。
  無理な計画を立てずに一日100本(約1分)くらい面打ちの素振りをしよう。
  肩の力や腕の力を使わずに正中線(身体の中心)に通るように振りますが、
  肩甲骨を使って振れているか、打った時に手の内が内側に絞れているか
  やわらかく無理のない振りができているかをよく確認してください。




  高段者
     まず、打つことより、精神面で相手の気と剣を殺すことを心掛ける。

      当てる剣道はよくない、相手の心を攻めて浮かせて打つのです。
      相手の打ちに対して首だけで逃げるのは不細工ですし風格、品格
     がないと思います。高段者は風格、品格を持つことが大切です。
   
      

 

  参考に!
  
    剣道は心です、剣道の学び方にも良し悪しがあるのです。
       良い先生の書を拝読し学ぶのはとても良いことだと思うのです。
       私は若い頃から真砂威先生と稽古をして、多くを学びました。
       剣道の奥を知るには先生の「井蛙剣談」をお薦めします。
 



    



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